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ひふみ投信で積立投資を始めるのが良い理由は?
ひふみ投信は直販と呼ばれる独立型の投資信託で、販売金融機関(窓口)を通さずに直接購入ができます。
- インターネットや電話で会社へと資料請求を行う
- その会社で自分の口座を開設する
- 積立投資をする場合は銀行口座から引き落としされる
上記のように何も特別なことはなく、銀行や証券会社での購入とは違って手数料が発生しません。
その中でもひふみ投信は人気を得ており、ここで積立投資を始めるのが良い理由について詳しく見ていきましょう。
マイペースに資産形成が可能な自由つみたてが用意されている
ひふみ投信ではマイペースに資産の形成が可能な自由つみたてが用意されています。
毎月同額つみたて⇒毎月決められた金額を積み立てて投資する
自由つみたて⇒引き落としの金額や引き落としの月を自由に選べる
このような仕組みとなっており、「いつ」「いくら」を個人で設定できるからこそ自由度の高い投資信託なのです。
1回の引き落としの最低金額は1万円と決められているものの、1万円以上であればお客様のペースに合わせて設定できます。
「ひふみWeb」から簡単に設定の変更ができますし、以下のような使い方もひふみ投信では可能です。
- 毎月1万円ずつ積み立てるのは生活資金が足りなくなるから厳しい
- 2ヶ月間に1回のペースで1万円を積み立て、ボーナス月は追加で3万円積み立てる
- 無理をすることなく1年間で12万円を将来のために積み立てられる
3人の子供のために積立を3分割して資産形成を始めることもでき、ひふみ投信の自由つみたてが便利なのはお分かり頂けるでしょう。
まずは定期定額引落し購入やひふみWebの契約をしなければなりませんが、Web上から簡単に申し込みができます。
資料を見てからゆっくりと検討することもでき、焦って投資信託を始める必要はないのでひふみ投信の利用を考えてみてください。
購入手数料が無料のノーロード型のファンド
ひふみ投信は購入手数料が無料のノーロード型のファンドで、積立投資に向いている大きな理由です。
現在ではノーロード型の投資信託が増えているものの、手数料が発生するところは少なくありません。
- 投資信託の購入手数料は窓口やインターネットで購入する際に発生する
- 手数料が3%と設定されている場合は100万円を購入すると3万円が差し引かれる
- 残りの97万円でしか投資ができない
このような特徴があり、手数料が高ければ高いほど損をする仕組みになっています。
問答無用に投資リターンがマイナス方向に向かう要因となるため、なるべく手数料が少ない証券会社を選ぶべきです。
しかし、ひふみ投信に関しては購入時の手数料だけではなく解約時も無料と設定されており、信託報酬に関しても1.0584%と相場よりも低くなっています。
現金の比率を最大で50%にして運用できる
ひふみ投信では「守りながら増やす」という資産運用の方法が反映されていて、その理由の一つが現金の比率を最大で50%にして運用できるからです。
この設定がされていない投資信託の場合、私たちが振り込んだ資金は全て任意のポートフォリオで投資されます。
- 市況が悪化していると現金組み込み比率が極端に低くなる
- 受ける打撃が大きくなりやすい
- 資産の運用に支障が生じやすい
こういったデメリットがありますが、ひふみ投信では全て株式の運用に回すのではなく現金として保有しているのです。
相場の状況を見ながら現金の保有比率を判断し、投資比率を下げてディフェンスを重視しながら運用してくれるのがメリットだと言えるでしょう。
もちろん、現金保有のパーセンテージが高いと上げ相場の時に伸びが弱くなるものの、この点に関してはアナリストやファンドマネージャーが徹底的な調査や分析を行っているので問題はありません。
長期間に渡る保有で信託報酬の一部が還元される
投資信託を始めるに当たって手数料の存在は大事で、上記でご説明した購入手数料だけではなく信託報酬も発生します。
信託報酬はファンドの運用経費となり、ひふみ投信では1年間で1.0584%と設定されていました。
日本株式のインデックスファンドと比較すると高いのですが、長期間に渡る保有で資産形成応援団と呼ばれるシステムによって信託報酬の一部が還元されるのです。
- 5年間以上の保有で0.2%の還元
- 10年間以上の保有で0.4%の還元
このように期間に合わせて利率が決められていて、10年間であれば税込での信託報酬が0.6584%まで下がるからこそ長期の積立投資に向いています。
信託報酬の一部が還元されると言ってもキャッシュバックされるシステムではなく、安くなる手数料の分だけ更に買い付けられるので長期投資で将来的に受け取る金額が大きくなりやすいのです。
プロならではの機転の利いた判断をしてくれる
ひふみ投信の運用部のアナリストやファンドマネージャーは、プロならではの機転の利いた判断をしてくれます。
- 株価下落時は比率を下げて安全な現金の資産に移す
- 株価の上昇が見込める時期では株比率を100%近くにする
上記の判断を速やかに行っているからこそ、継続的に好成績を維持できているのです。
一定の実力がなければ不可能ですし、徹底した日本企業研究で成長企業に投資するファンドなので安心してください。
ひふみ投信には幾つかのデメリットもある!
ひふみ投信には以下のように幾つかのデメリットもあります。
- 長期間に渡って保有しないと信託報酬が相場よりも高い
- 日本株専門ファンドなので日本株式の影響を受けやすい
- 良くも悪くもアクティブファンドでコストが高い
それでも、アクティブファンドが第一選択になり得るポテンシャルを秘めているのは事実なので、まずは口座開設をして積立投資を始めてみましょう。