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投資信託による積立を解約するベストなタイミングはいつ?
投資信託は一生涯に渡って積み立てるものではなく、満期が来たら解約する形となります。
そのタイミングが分からず、以下の疑問を抱えている方は少なくありません。
- 運用や買い増しばかりで解約のタイミングが分からない
- 一体いつまで投資信託による資産運用を続ければ良いの?
- 積立の期間はどのくらいがベストなの?
投資の世界では買い時よりも売り時の方が難しく、「もう少し保有していれば持ち直すかも」「今以上に値上がりするかも」と欲が出てしまうのが人間の心理です。
解約のタイミングに関しては個人の考え方によって異なり、「○○○がベスト」と言い切ることはできません。
それに、長期保有で資産の運用を図っていくのが一般的なので、投資信託を始めたばかりの人はあまり積立の解約について神経質に考えなくても良いでしょう。
しかし、いずれは解約しなければならず、シーンに合わせたタイミングを以下では幾つか挙げてみました。
自分が設定していた目標金額を達成した時
投資信託は将来に向けて資産を増やすのが目的で、自分が設定していた目標金額を達成した時は解約のタイミングです。
- 老後に生活するための資金を貯めたい
- 住宅購入の頭金に充てたい
- 子供の教育資金を貯めたい
上記のように投資の目的は個人によって異なるものの、元本保証の無い金融商品なので目標を達成した後にこれ以上増やすことにそこまで大きな意味はありません。
- 投資信託でも投資である以上は少なからずリスクがある
- 目標を達成した後は元本保証の無い投資信託を解約する
- 以降は元本保証のある貯金に乗り換えて資産の減少を防ぐ
こういった資産運用の方法も選択肢の一つで、長期投資でお金を貯めるためにも自分に合う資産配分を決めて商品を組み合わせる必要があります。
また、「10年後にお金が必要となるから投資信託を始めたい」という場合、5年間で償還期限を迎える投資信託を選んでも効率が良くないので注意しましょう。
お金が必要となるタイミングが来た時
まだ目標金額に達成していなくても、お金が必要となるタイミングが来た時は解約の時期となります。
私たちが生きていくためにお金は必須ですが、あの世まで持っていくことはできませんよね。
いつかは使わなければならないのがお金で、貯めるために投資信託で積立投資を行っているからこそ必要になれば解約しても良いのです。
- 投資信託を解約しなければ資金を捻出できない
- 直ぐにお金に困るわけではないからもう少し運用を続ける
このように続ける続けないの判断は当然のように個人の考え方によって異なりますし、部分的に解約して残りの資産を運用していく選択肢もあります。
資産配分の見直し(リアロケーション)を行う時
資産配分の見直し(リアロケーション)を行う時も投資信託の解約を視野に入れなければなりません。
投資を始めた段階では自分のリスクに合わせた保有資産のバランスが取れていても、資産運用を続けるうちに基準価額の値上がりや値下がりによってバランスが崩れていきます。
投資信託は値動きのある金融商品だからこそ時間の経過によって資産の増減があり、購入して終わりではなくポートフォリオの見直しが大事なのです。
- 最初は国内株式中心の投資信託が50%、国内債券中心の投資信託が50%の配分でポートフォリオを組んでいた
- 1年間が経過すると当初の半々とは違って30%:70%と比率が大きく変わっていた
- 今の状態では目標としていた運用利回りが達成しにくいので債券中心の投資信託を解約する
- 新たに国内株式中心の投資信託を買い増してリバランスを図る
こういったリアロケーションは投資信託では欠かせず、小まめにメンテナンスを行って資産を効率良く増やせるように努力しましょう。
保有している商品に魅力がなくなった時
保有している商品に魅力がなくなった時も、ズルズルと持ち続けるのではなく解約のタイミングの一つです。
長期保有が基本の積立投資でも、以下のケースでは早々に見切りをつけて他の商品と入れ替えなければなりません。
- 純資産総額がどんどん減り続けていて思うような運用ができない
- ファンドマネージャーが変わって運用の方針が変更された
- テーマ性の高い商品で潮目が変化している(急激に値下がりしやすい)
「少しでもおかしいな」と感じたら解約も検討し、長期で運用していくに当たって適した商品なのか把握すべきです。
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始まりがあれば終わりがあるため、以上のように解約のタイミングも大まかに把握しておかなければなりません。
とは言え、投資信託をこれから始めるには口座を開設しなければならず、当サイトでご紹介しているひふみ投信をおすすめします。
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