投資信託の売買によって発生する手数料の種類は?
投資信託を始めるに当たって手数料は運用成績を左右するため、どのくらい発生するのかきちんとチェックしておかなければなりません。
手数料の有無に関しては証券会社や投資信託説明書で確認する形となり、高ければ高いほどリターンが変わってきます。
そこで、まずは投資信託の売買によってどんな種類の手数料が発生するのか幾つか見ていきましょう。
- 投資信託を買う時に支払うのが購入時手数料(販売手数料)で相場は0%~3%
- 保有しているファンドに応じた運用管理費が信託報酬で年率で0.05%~3%程度
- 投資信託を解約するタイミングで支払うのが信託財産留保額で0%~0.5%程度
- 現金から銀行口座ATMへと入金したり口座へと振り込んだりする手数料
- 証券口座や直販投信口座から銀行口座へと出金する際の振込手数料
ATMへの入出金に関しては、利用するサービスやコンビニによって無料となります。
しかし、「購入時手数料」「信託報酬」「信託財産留保額」は投資信託で発生する手数料の中でも際立ち、ファンドを選ぶ上での基準の一つです。
ひふみ投信の手数料は高い?それとも安いの?
数多くの投資信託の中でもひふみ投信は好パフォーマンスと言われており、手数料が安く設定されているのが大きな理由なのではないでしょうか。
- 買い付け時に発生する手数料(購入時手数料)
- 解約時に発生する手数料(信託財産留保額)
この2つが無料なので、金銭的な負担を少なくしながら長期的に資産を運用できます。
ひふみ投信は買付手数料の不要なノーロード投信に該当し、どんなメリットがあるのかまとめてみました。
- 買付手数料の分を積立に回して効果が更に大きくなる
- 毎月の手数料がないと投資の成績に良い影響が出る
日本における投資信託の手数料は平均して2%程度で、新興国に投資する場合は3%を超えるケースも少なくありません。
毎月4万円を手数料2%で積み立てたと仮定すると、1年間で9,600円、30年間で288,000円が差し引かれる計算となります。
この費用が投資に回らなくなればハンディキャップになるのは間違いなく、良い結果を残すには無料と設定されているひふみ投信を利用すべきです。
毎月積み立てたりその都度購入したりと自分の目的や目標に合わせて変えられますし、毎月定額であれば一切の手間がかからないのでひふみ投信で資産運用を図ってみてください。
ひふみ投信の信託報酬は長期間の保有で下がる
手数料が高い投資信託と比べて、ひふみ投信は購入時手数料と信託財産留保額が無料なのでお得だと上記では説明しました。
しかし、運用管理費に当たる信託報酬に関してはひふみ投信でも同じように支払わなければなりません。
- 投資信託を保有している限りは永久的にかかる手数料で解約するまで発生する
- 年率で表示されているケースが多いが、実質的には積立金に応じて毎日発生している
- 世界経済インデックスファンドの平均の年率は0.525%
- 1日当たりの利率に計算してみると約0.00143%
上記の特徴があり、ひふみ投信では純資産総額に対して年1.0584%と信託報酬の年率が定められています。
「世界経済インデックスファンドの平均よりも高いから購入時の手数料が無料でも意味がないのでは・・・」と不安になる方は多いでしょう。
その代わりに、ひふみ投信の信託報酬は長期間に渡る保有で下がるシステムが取り入れられています。
信託報酬の一部を還元してくれるシステムが資産形成応援団で、以下のように長く投資をすればするほどお得です。
- 5年間以上の保有で0.2%の還元
- 10年間以上の保有で0.4%の還元
現金のキャッシュバックではなく手数料の分だけ新たに買付ができ、資産運用の効果を最大限に活かせるのでひふみ投信を利用してみてください。