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投資信託で積立を始めるメリットは?
- いざという時の備えが欲しい
- 貯金は苦手だけど将来のお金が心配
- 株は損をするから手を出したくない
こういった悩みを抱えている方に適しているのが投資信託による積立で、将来に向けた資産運用の方法の一つです。
一口に投資信託と言っても、一括投資と積立投資の2種類に大きく分けられます。
- 一括投資⇒10万円などのまとまった資金を一度に投資する
- 積立投資⇒少額の資金を毎月少しずつコツコツと投資する
上記のような違いがあり、このページでは積立投資によるメリットについて詳しくまとめてみました。
少額の投資から始められるので初期費用が少ない
「投資信託はお金がかかる」とイメージしている方は少なくありません。
しかし、積立による投資信託であれば毎月決められた金額を継続的に買うことができ、初期費用を抑えられるのが最大のメリットです。
- 毎月500円とワンコインからOK
- 毎月1万円から始められる
- 将来のために毎月3万円は積み立てたい
このように投資信託を使った積立投資は自由度が高く、株式投資よりも遥かに少額から投資を始められます。
「お小遣いで試しに500円から始めてみようかな」といった選択肢もあり、ご自身のペースで続けられるのです。
とは言え、実際には毎月500円を積み立てても30年間で元金は18万円にしかならず、将来の蓄えとしては心許ないので自分の年齢に合わせて金額を決めた方が良いでしょう。
貯めて増やす投資信託のひふみ投信では、毎月1万円からコツコツと積み立てて資産形成を始められます。
- 買い付け時と解約時の手数料が無料
- お預かりしたお金がどんな企業に運用されているのか情報を開示している
- 最短で3日間で専用の口座を開設できる
こういった魅力のある投資信託なので、資産運用を考えている方はひふみ投信を利用してみてください。
自動引き落としなので手間がかからない
投資信託で積立投資を行うに当たり、基本的には自動引き落としなので一切の手間がかかりません。
最初に毎月の金額など設定をするだけでOKで、その後の手続きが不要なのもメリットの一つです。
- 毎回インターネット上で注文の入力をするのが面倒
- 仕事が忙しいから投資信託に時間をかけられない
- 面倒な方法だと長く続けられない気がする
上記に該当する方でも積立投資は非常に適しており、あらかじめ決められた金額を銀行口座から直接引き落としたりクレジットカードから自動決済したりと設定できます。
自動引き落としであれば買い忘れの心配は一切ありませんし、積み立てているのを忘れるくらい自然体で投資を続けて将来の蓄えができるのです。
資産運用の初心者が株式投資やFXにチャレンジすると失敗するリスクが大きいので、感情に左右されずに機械的に積立ができる投資信託を活用してみましょう。
購入のタイミングを分散できる
購入のタイミングを分散できるのが投資信託による積立投資のメリットで、一括投資とは大きく異なります。
- 一括投資では一度に大きな金額を投資する
- 投資をするタイミング次第では大儲けができる
- 売却のタイミングが悪ければ大損になることもある
- 「また値下がりするかも」と考え過ぎた結果失敗しやすい
高利益に繋がりやすい代わりに失敗のリスクもあり、ベストな購入タイミングは買う段階では全く分かりません。
後になって振り返ってみて分かるものだからこそ、一括投資は非常に難しいのです。
その点、積立投資であればタイミングの問題を解決でき、機械的に決められた金額を毎月同じ日に購入するからこそ時間の分散に繋がります。
- 投資先を分散して自由にポートフォリオで運用できる
- 時間やタイミングを分散して値動きのリスクを平準化できる
- 定期的に一定の金額で投資信託を購入できるドルコスト平均法を活用できる
このような分散投資が可能となり、リスクを徹底的に抑えられるからこそ積立投資を実践する方が増えているのではないでしょうか。
成功すれば銀行の定期預金で預けるよりもお金が増える
明日の生活ままならない状態では投資は難しく、ある程度の余裕がある状態で始める必要があるのは積立投資でも一緒です。
しかし、だからといって銀行の普通預金や定期預金で預けているだけでは紙切れ同然で、金利は雀の涙程度なので大きく資産運用を図ることはできません。
一方で投資信託の積立投資であれば銀行の定期預金で預けるよりもお金が増える可能性が高く、銀行の預金でお金を眠らせたままにしている方におすすめです。
投資信託で積立を始めるデメリットはある?
投資信託で積立を始めるに当たり、良い部分だけではなくデメリットも幾つかあるので注意しなければなりません。
他の投資方法と違ってどんなデメリットがあるのか見ていきましょう。
- 「将来の数年間で大きく伸びる」という投資方法ではなく、一定の成果を出すまでに長い期間がかかる
- ただ金融商品を買い続けるだけで資産を築けるわけではなく、値動きや相場環境などネガティブな面を見なければならない
- 銀行にお金を預けても保管に関するコストは発生しないが、積立投資は購入したり売ったりする際に手数料が発生する
- 基準価額が右肩上がりでずっと続くと仮定すると、一括投資の方が得をしやすい(予測不可能なので何とも言えない)
- 投資である以上は一定のリスクが潜んでおり、銀行の預貯金のように元本は保証されない
「投資信託で積み立てていれば確実に資産を増やせる」という考え方は間違っており、場合によっては損をするケースも十分にあり得ます。
しかし、積立投資は始める時期が早ければ早いほど効果的で、「もっと早く始めれば良かった・・・」と嘆く30代や40代の方も多く、メリットとデメリットの両方を把握して資産運用を始めてみてください。